これまで、「責任・実行・努力」という社是と3つのスローガンをもとに行動をしていましたが、「会社を革新していくためにはしっかりとした理念が必要である」と考え、各部署から選抜メンバーを集め、「経営体質改善委員会」を発足。1998年に今の経営基本理念、経営基本方針、行動指針三原則を制定しました。社員の声を集めて作ったため、皆で同じ方向を目指して進むための良い指針ができあがりました。
試行錯誤をする中で、当時係長(のちの専務)である常岡に相談をし、株式会社ビルテクノマイニチを現業部門として構築し、徹底的なクレーム対応をはじめました。常岡を筆頭にパート社員を含め8名のスタッフからはじまり、2年間にわたりビルテクノマイニチで誠心誠意改善を尽くし、切れかけていたお客様との信頼回復に努めました。
今、時代は大きな転換点を迎えています。
国際連合に加盟する国の全会一致で制定され2030年までに実現すべき、持続可能な開発目標である「SDGs」、そして日本では脱炭素社会の実現が2050年までの目標として掲げられました。そして、2020年初頭より全世界で広がった新型コロナウイルス感染症により、私たちの価値観や考え方、働き方、生活スタイルが大きく一変しました。
創業期から時代の変化、お客様のご要望を素直に受け止め、感謝し、寝食を忘れて事業活動に没頭してこられた田部井創業社長の精神、これは弊社にとってどんな時代が来ようが忘れてはならない、変えてはならない最も大切にするべき価値観であり、心がけとなります。
これからの時代においても、私たちは建物の安心・安全・快適さへのあくなき追求と、そしてまち全体を見守る存在となり、「未来永劫も住み続けられるまちづくりの実現」にむけて、弊社及び関連会社のみんなで「毎日毎日、一歩一歩」邁進し、積み重ねて参ります。