2020.08.31
防災への備え
明日9月1日は防災の日です。
1923年の9月1日に発生した関東大震災と台風の襲来が最も多い時期であることにちなんで「防災の日」が制定されたそうです。
防災の日に合わせてこの時期には「消防訓練」や「防災訓練」を実施する建物・施設が多くあります。
建物管理で身近な防災として、年2回の消防設備点検や建築物(特殊建築物)定期調査といった定期的な点検業務と共に、防火(防災)管理者専任、消防(防災)計画の作成、消防(防災)訓練の実施等があげられます。これらについては、PDCAサイクルを回してしっかりと実施していく必要があります。
参加人数が少なく、なかなか消防(防災)訓練が実施できないといった中小ビルやマンションについても、①消防点検時にテナントや居住者を訪問した際に消火器の場所や使い方の指導、避難する方法や経路をお伝えする、②建物の住所や目印、広域避難所へのルートや、近隣ハザードマップを日頃より目につく掲示板に掲示をしておくなどの日ごろからの備えを行うことも重要です。
その場その環境で出来る最善の方法を考え、オーナー様や建物管理者の皆さまと防災について、積極的にコミュニケーションを取り「備えあれば憂いなし」の言葉通り、地震・火災・台風(暴風雨)・河川等の氾濫などあらゆる災害への備えにしっかりと取り組んでまいります。