2021.01.25

致知出版社主催新春オンライン講演会に参加して

先週の土曜日に致知出版社主催の新春オンライン講演会に参加しました。

思い返せば1年前、同新春講演に参加したとき、私は新宿へ立ち寄りました。

当時は、新型コロナウイルス感染症が出始めたばかりで、外国人観光客がごった返す新宿駅前の光景を見た時に私は「これはまずいな・・・。」と感じ、真っ先にドラッグストアでマスクを購入しました。ドラッグストア内にはマスクを求めて、中国系の方々が大量に買い占めている姿がそこにはありました。

あれから1年、新型コロナウイルスの終息は見えず、2度目の緊急事態宣言が出され、感染抑止に向けてまだ多くの制限が出ています。また、ニューノーマルという言葉とともに生活スタイル、仕事のスタイルが一変しました。

1年前にはこんな状態になるとは想像すらできませんでした。

今年の講演会はオンラインということで、自宅から講師のお話を聴講しました。

その中の、第二講に平成27年にノーベル生理学・医学賞を受賞された、北里大学特別栄誉教授の大村智先生が登壇されたので、12月に大村教授のインタビューが掲載されていたのを思い出し、再び目を通しながら講話を聞きました。講話では、「よき人生は日々の丹精にあり」というテーマで、北里研究所での研究生の育成への想いや、北本市に北里病院を設立した経緯、文化・芸術への想いや日常生活のことについてお話されていました。

大村教授が発見した「アベルメクチン」が元で開発された「イベルメクチン」は、新型コロナウイルス感染症の予防、治療薬として注目されています。報道はあまりされていませんが、海外では既に投与されて、効果が証明されてきているようです。

来月から医療関係従事者からワクチン接種も始まることが見込まれています。

私たちも引き続き、マスクの着用、手洗い消毒をしっかりと行い自分と周りの大切な人たちを守るための行動をしてまいりたいと思います。

▼致知出版社HP「12月号ピックアップ記事/この苦難をどう乗り越えるか」

https://www.chichi.co.jp/info/chichi/pickup_article/2020/12_omura_satoshi/