2021.04.07

50期心地光明 ~新入職員を迎えて~

心地光明_photo by Gajumaru

先週木曜日、晴天の春空のもと17名の新入職員が入社式を終え、晴れて毎日興業グループの一員としてスタートを切るとともに当社も50期をスタートしました。

当社では、毎年恒例行事として入社式の日の午前中に、さいたま市西区にある鴨川河川敷の清掃活動を行っています。

これは、当社が清掃業からスタートした会社であること、企業理念に基づいて地域に貢献していく姿勢を活動を通して感じてほしいという想いから行っております。

そしてこの活動は、10年以上前に元々株式会社ジャスト(現:ウォータースタンド株式会社)が取り組んでおり、そこで一緒に活動を始めたものなのですが、以前ウォータースタンドの本多社長から教えていただいた言葉で私自身とても感化された言葉があります。

「新社会人は生まれてから学生時代は、親をはじめ周囲の方々から多くの恩恵を受けて育ってきた。新社会人になっていきなり大きな仕事はできないが、社会人として今度は与える側に立ったという意識を持ってほしい。そして、河川敷の清掃活動を通して汗をかいて社会に貢献することが”与える一歩”となる。」

恩恵を「与えられる側」から「与える側」へと立場が大きく変わるのがこのタイミングです。

自分の都合ではなく、その時その場でその相手に対して、自らができることに精一杯お勤めをする。その活動が、お客様の喜びに繋がります。

また、入社式では田部井創業社長の「仕事をすること、働くことについて」常々仰っていたことを、私からの訓示として伝えました。

仕事は手段である。

「人を喜ばす、幸せにする手段である」

だから、どんな仕事をしても、人を喜ばすこと、人を幸せにすることが目的となる。

そして、その仕事に精進することが、自らの人格形成に繋がる。

新しく当社の門をくぐった新入職員を立派な人材へ育てるのが、私ども先輩、上司の役割であり、責任となります。

彼らは「素直さ」「一生懸命さ」の心を持って、目の前の仕事に一生懸命に、そして一心不乱に取り組んでくれると思います。

「心地光明」

~清く正しい心をもって、自らの徳性を発揮し、周りに温かい光を放つ~

新しく入った17名の職員とともに、全職員が自らのステージをあげ、明るく一丸となって今年一年活動してまいります。