2021.04.19

50期 心地光明~清く正しい心で~

今回は、50期のスローガン「心地光明」についてお話します。

「心地光明」には、私たち一人一人の心を清く正しく整えていく想いが込められています。では、清らかで正しい心の基準とは何でしょうか?

それは、会社や自らの考え方や価値観が「人と自分達を幸せにできているかどうか」です。

「人」とはお客様、会社、最前線で活躍してくれている社員や職場の仲間、仕事を陰ながら支えてくれる家族の皆さん、パートナーである協力会社様、そして私どもを育ててくれている地域の方々です。その「人」を幸せにできるかが、心地光明に込められた清く正しく整った心となります。言いかえれば「利他の心」です。

京セラの名誉会長である稲盛和夫氏は、日常の生活で「清く正しい心(思い)」を貫き、「利他の心」を実践され、京セラの従業員のみならず、三万人にも及ぶJALの従業員、そして日本全国の多くの経営者とその従業員や家族の幸せを導かれております。ここで、稲盛氏の貴重なお言葉をご紹介します。

「災難や苦難に遭ったら、嘆かず、腐らず、恨まず、愚痴をこぼさず、ひたすら前向きに明るく努力を続けていく。これからの将来、よいことが起きるためにこの苦難があるのだと耐え、与えられた苦難に感謝すること。よいことが起きれば、驕らず、偉ぶらず、謙虚さを失わず、自分がこんなよい機会に恵まれていていいのだろうか、自分にはもったいないことだと感謝する。これが素晴らしい人生を生きるための絶対条件です。」

(※災難や苦難と言う言葉がありますが、大それたことと思わず、日常の中で壁にぶつかったり、嫌なことにあった時のことを思い描いて下さい)

稲盛和夫氏の言葉をしっかりと心に受け止め、「心地光明―清く正しい心」を日々の仕事を通して実践し、心を磨いて参ります。