2020.07.20

新たな一歩 ~本物のビルオーナー代理を目指して~

大宮駅西口の街並み

不動産管理市場では1990年代後半より不動産を金融資産としてみる動きである「不動産投資」が海外から入り、建物の「所有」と「経営」を区分した考え方に基づき、「ビル経営(運営管理)」の部分において、『PM(プロパティマネジメント)』という概念が持ち込まれました。

そして、2000年頃から日本の不動産会社において本格的に『PM』への取組みが始まりました。その頃に、『AM(アセットマネジメント)』『PM(プロパティマネジメント)』『FM(ファシリティマネジメント)』『CM(コンストラクションマネジメント)』『BM(ビルマネジメント)』などといった役割に応じた言葉が使われ始めました。その流れが、現代の不動産管理においての括りになり始めています。

当社は、大宮駅東口西口をはじめ昔から建物管理をさせていただいているビルオーナー様の下、田部井創業社長が提唱していた『ビル経営のエキスパート』という言葉通り、ビルオーナー様のビル経営をお手伝いする等BM業務以上のお仕事をさせていただいています。

そしてこれから、近年の不動産管理手法におけるPMを求めるオーナー様のご期待にお応えするべく、ビル経営におけるさまざまな知識とともに、日常の管理を監督し、テナント様の声に耳を傾け、建物ライフサイクルや社会的なニーズを捉えた修繕・改修計画を立案し、ビルの資産を高めるための戦略を練りながら統括的に管理することが新たなミッションです。

責任は当然今までより大きいものになりますが、ビルオーナー様の片腕となってビルを管理していく楽しさと醍醐味がそこにあります。

この度、以前からBM業務をお任せいただいておりますお客様よりPM業務の中の一部業務をお任せいただくこととなりました。

地元のオーナー様とともに47年間、清掃業務からスタートしその後、総合ビル管理会社へ成長してきた当社にとって、今回の仕事は新たな一歩となります。

当社を信頼し仕事を任せていただいたオーナー様には心から感謝するとともに、新たな業務に全社をあげ、強い想いと姿勢をもって注力してまいりたいと思います。