2020.11.10

創業者の精神「感謝の心」~「ありがとう」という素直な気持ち~

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当社の創業者の精神の1つには「感謝の心」があります。

田部井功創業社長は、モップ1本から当社を興しました。

24歳で創業してから69歳で他界するまで、従業員やお客様をはじめ多くの方々と出会い、多くの出来事があったと思います。たとえ、どんなに苦労のどん底のような出来事があったとしても、希望の燈火を灯し続け、毎日、毎日、目の前の仕事に精一杯取り組んでこられました。

創業時には仕事もなく、お掃除の仕事の傍ら営業に奔走していた日々でしたが、だからこそ1件1件のお仕事が当たり前ではない、本当にありがたいことだという「感謝の心」がその背中から溢れていました。

また、その分仕事に対しては1ミリのずれも許さぬ厳しさが当然のようにありました。

先日、あるお客様から「将来のことを考えると色々と不安になる。他の方には売りたくないけど毎日興業さんに当社のビルを買ってほしい」というお話をいただきました。

この言葉をいただいた時に私の中では、田部井創業社長の日々「感謝の心」で仕事をしている姿勢と、当社の経営基本理念である「人が信頼を築き 信頼が社業を支え 社業をもって地域発展に貢献する」という言葉にある『信頼』という言葉がすっと思い浮かびました。

それと同時に、お客様がいつまでもその建物を持ち続けられるように、その将来的な不安を払拭できるように私たちが精一杯サポートしていかなければいけないという強い想いを抱きました。

常に『感謝の心』を持って事業にあたっていた田部井創業社長。

お客様に、一緒に働く仲間に、地域の方々に、家族や仲間に対して、「自分自身が存在するのは自分を取り巻く多くの方々のお陰である」という謙虚な姿勢があるからこそ、常にそこには「感謝の心」があらわれていたのだと思います。

「ありがとう」という、自分の気持ちを相手に心を込めて、声に出して伝えていきましょう。

そして、「ありがとう」と言ってもらえるように、日々の仕事に心を込めて一生懸命に取り組んでいきましょう。