2021.09.08
50期 心地光明~全国大会・感動大賞の受賞を通して「感謝」~
9月4日に「社内木鶏全国大会」が開催されました。
関東ブロック代表として弊社も出場させて頂き、従業員代表の心を込め堂々とした発表には舞台袖で見守っていた私の心にも“じん”とこみ上げてくるものがあり、大変感動しました。また、エールで舞台に登壇した職員の息がピタッとあった掛け声と手話は大変に素晴らしいものでした。知人からも手話を取り入れたことに「すごく感動した」と、感想を添えてご連絡をいただきました。本当に嬉しい限りです。
当社では全国大会出場が決まった2019年4月より実行委員会を立ち上げ、準備を行いました。グループ全社が一丸となれるような取り組み、大会前日より入念なリハーサル、会場設営など朝早くから夜遅くまで対応していただきました。改めて関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。
本大会は一年の延期を経て大規模な会場で開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で完全オンラインでの開催へ変更となり、各地からLIVE中継映像が送り届けられ、全国の致知出版社ファンや社内木鶏会に取り組んでいる方々、約1700名がご視聴されました。当社は全事業所をオンラインで繋ぎ「同じ時間、同じ緊張、同じ熱量、同じ思い」で発表をすることができました。そして、「感動大賞」まで受賞でき、思い出と歴史に残る本当に良い一日となりました。
では、なぜ「感動大賞が取れたのか」1700名の視聴者の心を動かしたものは何かを自身で振り返って考えてみました。
① 積み重ねてきた歴史があったこと
「致知」や「木鶏会」の活動を、18年の年月をかけて実直に取り組み続けてきた歴史があること
② 原点を継承し続けていること
故田部井功創業社長の考えや思いがストレートに届けるために2003年から取り組み始めた木鶏会の原点を見失わずに、若い世代までその精神を脈々と受け継いでいること
③ 実践の中で変化や成長が伝わったこと
従業員代表の職員が戸惑いの中で「木鶏会」を素直な心で取り組んでいく中で、自らの心境の変化や、継続の中で大きく成長したこと。周囲の職員がともに成長して見守り続けたことが会社全体の雰囲気として伝わったこと
この3つの要素を地道に懸命に取り組んできたことが、全国の多くの方々の心を揺れ動かし、感動に繋がったと思います。
これは、決して今回の大会だけではなく、日常の仕事でも全く同じだと思います。私どもが建物・施設管理の仕事を通して、オーナー様やそこにお住まいのお客様、ご利用されるお客様に「喜んでもらう」「感動してもらう」プロセスと全く同じだと思います。
本大会の機会を頂き、当社に「社内木鶏会」のきっかけを与えてくれた致知出版社様、私たちに「大切なモノを残してくれた」田部井創業社長、田部井創業社長に「致知」という一冊の本を贈って頂いたオーナー様、そして「人が信頼を築く」という当社の原点である武蔵一宮氷川神社様の御祭神に心からの感謝申し上げます。
これからも、残していただいた「大切なモノ」である致知や社内木鶏会を通して、一人ひとりが真(本物)の人財に成長できるように努力と研鑽を重ねていきたいと思います。