2022.01.07
50期 心地光明~2022年新年のご挨拶~
新年あけましておめでとうございます。
穏やかで輝かしい初日の出のもと、2022年がスタートしました。今年一年が初日の出のように輝かしい一年になりますことを氷川神社にて祈念して参りました。
年末年始もSINセンターをはじめ、各建物・施設を休まずに守っていただいた従業員の皆さんには心から感謝と御礼を申し上げます。
さて、今年も正月三が日の早朝に大宮駅前の奉仕清掃活動を実施しました。多くの職員が参加し、私も例年通り活動をしましたが、昨年に引き続きコロナ禍で節度ある行動の実践が街中のごみの少なさに見て取れました。氷川参道をはじめ大宮駅周辺がとても清らかで厳かな雰囲気となっておりました。
今年2022年は「壬寅(みずえのとら)」の年です。「公的な希望を抱き大胆な言動で、万難を排して昇り進む年」であると言われています。自らの人格を磨き、特性を発揮しながら奉仕の実践をもって夢を実現することにより、社会を繁栄させる一年となるでしょう。
私たちにおいては、企業理念や創業者の精神、社内木鶏会の実践により人格を磨き、地球環境を第一に考えながら、社会や地域課題に目を向けた事業・企業活動に積極的に取り組むこと、奉仕の実践をする年にしたいと考えております。
*奉仕とは「世のため、人のために、利己を抑制し利他の心で力を尽くすこと」
今年一年のテーマは「利他の心と誠実な行動の実践」
そして、私どもが人格を磨き、自らの特性を発揮するために自然の原理原則から学ぶ感性・キーワードは、「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」です。
「上善如水」とは
上善は水の如し、水は万物にして利して争わず。「人として最善の生き方は、爽やかな水のようである」心の安らぎと人間関係に調和をもたらす人柄の意味。人生のさまざまな試練に耐える不屈の精神を発揮したときに、優れた人格の向上をみることができる。
人間には本来の気質として、自己主張を抑えて、柔軟な心と純粋な人間性があります。人や社会に誠実であり、“郷に入れば郷に従う” それはあたかも水が四角でも丸でもその器の形状に合わせて柔軟に収まるかのような融通性があります。しかし、形は変えても水本来の性質を変えることなく、干天の慈雨のごとく、人の心や環境を潤し、その奉仕の精神を失うことはありません。
水の流れのように、利己的なこだわりは捨て、利他の心、誠実な心(奉仕)をもって爽やかな考え方、生き方を意識して参ります。
今年一年も全従業員と共に新しい発想力をもち、組織の枠を超えて、お客様の喜びの為に一丸となって「利他の心と誠実な行動の実践」に努め、「上善如水」水のように従順で爽やかな心持ちで一年間仕事に取り組んで参ります。
本年もどうぞよろしくお願いします。