毎日興業株式会社 一同
毎日興業ヒストリーアーカイブ
田部井 功 お別れの会(平成30年2月10日)
弊社の創業者、会長である田部井功が平成29年12月11日に永眠いたしました。田部井会長の人柄と功績を偲び、平成30年2月10日(土)、さいたまスーパーアリーナにて「田部井 功 お別れの会」を執り行いました。
田部井会長は昭和23年群馬県前橋市に生まれ、県立前橋商業高等学校を卒業後、不動産開発会社に入社し、大宮の地に赴任しました。若き営業マンとして素晴らしい業績を上げていましたが、朝から晩まで新しいお客様の獲得に追われる毎日に疑問を抱き、ご縁をいただいたお客様と末永く、深いお付き合いが出来る仕事がしたいと、ビルの清掃を主体とした毎日興業株式会社を昭和48年に創立いたしました。
会長は卓越した先見性と柔軟な発想のもと、24時間365日ビルを遠隔地で監視ができる管理センターを大宮駅西口に設置し、ビルメンテナンスのコンピューターシステムがまだ作られていなかった時代に自社独自で管理システムを構築しました。Windows95の時代にはLANの構築、紙文書を電子化し共有化するシステムを逸早く導入するなど、時代に先駆け常にチャレンジして参りました。お客さまからのご依頼にいつも「イエス アイ キャン」の精神で喜んで対応し続け、「お客様に教えられ、導かれ今日がある」という感謝の想いを持って全職員に指導し続けて参りました。
そして毎日興業を今日まで育てて下さった皆様への恩返しとして、スペシャルオリンピックス、大宮アルディージャ、ボーイスカウトとの出会いから生まれた手話応援など、社会貢献活動も精力的に行って参りました。そこへ多くの市民・企業・団体にボランティアとしてご参加いただき、会長の理想とするノーマライゼーションへの一歩を踏み出しました。
昨年1月に病気のため社長を退任し、ご家族に支えられながら治療に専念して参りました。5年後の創立50周年を前にし、改めて失った大きさに深い悲しみを禁じえません。
私たちは、会長が残した偉大な功績とその姿を胸に刻み、全職員、社員が一丸となり全力で邁進して参る所存です。